レーザー・光療法

炭酸ガスレーザー治療

炭酸ガスレーザーは波長10600nmのレーザー治療機器で、皮膚・軟部組織の止血・凝固・切開などに使用されます。
ほくろ、イボ、アクロコルドン、脂漏性角化症など、盛り上がりのある病変や比較的深部まである病変に関しては、炭酸ガスレーザーの使用が適しています。
当院の炭酸ガスレーザーは高機能機種であるAcuPulseを所持し、炭化を伴わない表層の蒸散ができる特徴を生かして、傷あとの極めて少ないほくろ、イボ治療を行うことが可能です。

他にも、眼瞼黄色腫、脾粒腫、汗管腫などの病変の除去や、フラクショナル機能も搭載しているため、毛穴治療にも対応しております。

【画像】施術を受ける女性

このようなお悩みはありませんか

  • 傷あとの少ないほくろの除去をしたい
  • イボが最近増えてきたので除去したい
  • 加齢に伴い顔に茶色いイボのようなものができてきた
  • 目の周りに黄色いできものがある
  • 白いプツプツとした小さな盛り上がりが増えてきた

手術の流れ

ほくろ、眼瞼黄色腫など、深部まで病変があるものに関しては、局所麻酔の注射を行ったうえで処置をいたします。

表面的な病変に関しては、冷却のみで処置が可能なことが多いですが、痛みの程度に合わせて、適宜注射での麻酔も併用させていただきます。

リスク・副作用

  • 創部の赤み
  • 色素沈着
  • 傷あと
  • 再発 など

平均的な治療回数

  • ほくろ、眼瞼黄色腫など、深部まで病変があるものに関しては、同部位に関しての初回施術から半年以内の再施術について、無料にて行わせていただいております(再診料、お薬代はご負担いただきます)。
  • まとめ取りの料金設定あり。まとめ取りの場合は同範囲内に関し、1ヶ月間の施術保証あり。

HIFU(ハイフ)

HIFUは、HIgh Intensity Focused Ultrasound:高密度焦点式超音波治療法の略です。
たるみは、脂肪層やSMASという顔面の表情筋の筋膜の下垂に関与する部分が多いですが、これらの層に超音波による熱を加えることで、内部から引き締め、引き上げを行ってくれる機械です。
定期的な施術によるたるみのメンテナンスにおすすめの方法です。
HIFUの超音波エネルギーを目的の層に狙いを定めて照射すると、表面の皮膚や周囲の組織にはダメージを与えずに、目的とする層にのみ熱エネルギーを集中して当てることが可能です。
熱エネルギーによって顔の引き締め、引き上げ効果をもたらします。
さらには熱を受けた組織では、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌自体のハリも蘇らせてくれます。
当院で用いているウルトラフォーマーMPTは、医療HIFUの中でも新しい機械で、従来のドット照射と並行して同一カートリッジでリニア照射もできる優れものです。

このようなお悩みはありませんか

  • 目元や目尻がたるんできた
  • ほうれい線やマリオネットラインが目立ってきた
  • フェイスラインの鈍化、頬のもたつきが気になる
  • 二重アゴが気になる

手術の流れ

  1. 診察
  2. ご説明
  3. 洗顔
  4. 施術
    患者様の痛みに合わせて、出力を調整しながら施術を行ってまいります。
    半顔終了した段階で、左右の違いをご体感いただきます。

リスク・副作用

  • 痛み
  • 赤み
  • むくみ
  • 違和感
  • 内出血 など

平均的な治療回数

一度施術を行うと、1ヶ月ほどで徐々に効果が現れてきます。
その後は3〜6ヶ月ごとの施術をおすすめしております。

フォトフェイシャル(IPL)

当院で使用するステラM22は、IPL(Intense Pulsed Light)という光エネルギーを当てることによって、シミ、そばかす、肌のくすみ、赤ら顔などのお肌の悩みにアプローチする機械です。
同社の従来の機械に比べ、より幅広い種類の波長の光を照射することができるようになったのに加え、均一な照射が可能となった点、痛みが少なくなった点など様々な改良が重ねられており、患者様それぞれのお悩みにカスタマイズした治療が可能となっています。

フォトフェイシャルの光は、シミの原因であるメラニン色素や、赤みの原因である毛細血管内のヘモグロビンのみに反応するため、皮膚表面にダメージを与えることなく行える安全な治療となっています。

また光の刺激により、皮膚の線維芽細胞が活性化されコラーゲンが増加するため、お肌のハリツヤがでるという肌質改善の点でも嬉しい効果が期待できます。

【画像】フォトフェイシャル(IPL)

このようなお悩みはありませんか

  • シミ、そばかすを改善したい
  • 赤ら顔を改善したい
  • 顔全体のトーンアップをしたい
  • お肌のハリ、ツヤをアップさせたい

施術の流れ

  1. 診察
  2. ご説明
  3. 洗顔
  4. 施術
    フォトフェイシャルの場合は全顔、もしくは両頬・鼻の施術を行っていきます。
    所要時間は施術自体で15分〜20分ほどです。
    基本的には塗布麻酔なしで施術を行います。

リスク・副作用

  • 痛み
  • 赤み
  • ほてり
  • 腫れ など

平均的な治療回数

4週程度の間隔で、5回を1クールとして継続していただくのを推奨しております。
複数回の治療を継続することで、段階的な肌質の改善がご実感いただきやすくなります。

  • 2021年に日本での薬事承認取得済み。
    「フォトフェイシャル」という名称で呼ぶことができるのはLumenis社製のM22、ステラM22のみとなります。「フォトフェイシャル」はフォトフェイシャル協会加盟医療機関のみが行える医療行為となっています。

QスイッチYAGレーザー治療

QスイッチYAGレーザーは、シミやアザの原因であるメラニン色素にのみ反応するレーザーですので、健康な皮膚を傷つけることなくメラニン色素のみを取り除くことができます。
レーザーにより破壊されたメラニン色素は、お肌のターンオーバーとともに排出されたり、体内で分解されたりします。

当院で使用するQスイッチYAGレーザーはMiin(ミーン)レーザーという機械です。
Miinとは韓国語で「美人」を意味し、美人レーザーとして親しまれています。

もともとQスイッチYAGレーザーは、532nmと1064nmという2つの種類の波長を出すことができ、シミ・そばかすなどの表在的な色素病変から、ADM、太田母斑などの深在性のアザ、タトゥーの除去、色素沈着にも対応が可能です。

上記の特徴に加え、Miinレーザーは「進化型QスイッチYAGレーザー」として開発され、超短時間で極めて高いエネルギーを放出することができる特徴や、Multi Pulse(マルチパルス)モード、ロングパルスモードを有しており、これにより色素治療のみならず、美肌治療も行うことが可能です。

このようなお悩みはありませんか

  • シミが目立つようになってきた
  • 肝斑ではないかと思われるシミがある
  • 肌のトーンが暗くなってきた
  • 毛穴も気になる

施術の流れ

  1. 診察
  2. ご説明
  3. 洗顔
  4. 施術
    お選びいただくメニューによって使用するモードが変わってまいります。
    所要時間は10〜20分、麻酔ありの場合は+20〜30分です。

リスク・副作用

  • 痛み
  • 赤み
  • ほてり
  • 腫れ
  • 内出血 など

平均的な治療回数

スポット治療の場合は単回、必要に応じて追加治療を行います。
レーザートーニング、マルチパルス、ロングパルスモードを使用の場合は1クール3〜5回の治療を推奨しております。