美容皮膚科

美容皮膚科

美容皮膚科では、さらなるお肌の美しさを目指し、各種医療機器や薬剤を使用して、非手術的に治療を行っていくことを目的とします。
外科的治療が適切と判断される場合は、手術療法も取り入れてまいります。

【画像】笑顔の女性

主な症状・治療

シミ・そばかす

シミ・そばかすについて

シミと一言でいっても、様々な種類のものがあります。
皮膚内のメラニン色素の沈着によって生じるものが一般的とされ、紫外線の影響が原因のひとつではありますが、元々の肌質によってもできやすさが異なります。
当院では個々のシミの状態に合わせて、様々な治療を組み合わせたカスタマイズ治療を行っております。

【画像】肌・シミ

このようなお悩みはありませんか

  • シミが濃くなってきた
  • シミの数が増えてきた
  • 肌のトーンが暗くなってきた
  • お化粧で隠すのが難しくなってきた
  • ザラザラしたシミがある

シミ・そばかすのタイプ

老人性色素斑(日光性色素斑)

主に紫外線が原因で、メラニン色素が作られ沈着した状態。境界明瞭な褐色の外観が特徴的。

雀卵斑

遺伝的な要因で、頬や鼻に細かい色素斑が生じる状態。
幼少期より生じ、思春期が好発時期。

肝斑

薄い褐色で境界不明瞭、頬や目の下に左右対称に出ることが多い。原因は不明だが、ホルモンバランスやストレスが関与していると考えられ、紫外線や摩擦で悪化しやすい。
30代以降に好発。レーザー治療、IPLにて悪化する可能性があるため注意が必要。

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

先述のシミは表皮内の色素であるのに対し、ADMの場合は真皮内の色素変化である。
アザの一種。

炎症後色素沈着

傷や皮膚炎、ニキビなどの炎症後に生じる色素変化。
経年変化で薄くはなっていくが、肌のターンオーバーの遅れによって長引くことがある。

脂漏性角化症

外観上シミと間違えやすいが、加齢性変化により皮膚表面の角質が増殖し褐色変化した状態。

シミ・そばかすの治療

フォトフェイシャル ステラM22

IPLとよばれる光治療器の一種です。
ターゲットの種類により波長を選択していきます。
シミの場合はメラニン色素が関与しているため、メラニン色素に反応する波長のものを選択します。
また、光の刺激により皮膚の線維芽細胞が活性化されコラーゲンが増加するため、お肌のハリツヤが出るという嬉しい効果もあります。

QスイッチYAGレーザー Miin

韓国語でMiin=美人という意味で、「美人レーザー」ともよばれる新しい型のQスイッチYAGレーザーです。

その他
  • 内服薬
  • 外用薬
  • ケミカルピーリング
  • 美肌点滴(エレクトロポレーション)

治療の流れ

  1. 看護師によるカウンセリング
  2. 洗顔
  3. 施術
フォトフェイシャルの場合

全顔、もしくは両頬・鼻の施術を行っていきます。
所要時間は施術自体で15分〜20分ほどです。
基本的には塗布麻酔なしで施術を行います。

QスイッチYAGレーザーによるスポット治療の場合

ゴムで弾かれるような痛みを伴います。
ご希望に応じて塗布麻酔(オプション)を使用します。
所要時間は範囲によります。

肝斑に対する治療は少し特殊になります

肝斑は先述の他のシミと異なり、決定的な治療法がないシミになります。
単一の治療では効果が乏しいため、まずプレトリートメントとして、内服薬、外用薬による治療を3〜6ヶ月行ったのちに、QスイッチYAGレーザーを用いたレーザートーニングや、エレクトロポレーションを行うことを推奨しています。

リスク・副作用

リスク・副作用の詳細は以下の同意書に記載されています。

平均的な治療回数(通院回数)

フォトフェイシャルの場合は、3〜5回を1クールとしての治療をおすすめしています。
ダウンタイムがほとんど生じない、受けていただきやすい治療であり、治療の間隔は2~4週ごととなります。

シワ・たるみ

シワ・たるみについて

加齢性の変化により、顔の支持組織が徐々に重力で垂れ下がってくる変化が現れ、シワ、たるみを生じます。その他にも、皮膚の弾力の低下や、光老化・乾燥により小ジワが目立ってきたり、表情筋の動きによる表情ジワも目立ってきたりします。

【画像】お肌をお手入れするシニア女性

シワ・たるみのタイプ

シワの種類
小ジワ

目元や口元など、皮膚の薄い部分に現れる乾燥ジワ。
皮膚表面の角質層の水分保有が低下することで生じる。

表情ジワ

笑ったり表情を作ったりする際にできるシワ。
筋肉の収縮に伴い、その上に乗っかっている皮膚がたるむことでできる。
繰り返していると同じ方向にたるむ癖がつき、シワとなりやすい。

たるみによる深いシワ

加齢や光老化によりコラーゲン線維が減少し、その結果皮膚の弾力が失われ、たるみが生じ、たるみが顔面の靭帯にかぶさる部分で深いシワができやすい。

治療について

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は生体内にも元来存在する成分であり、水分含有率が高いという特徴を有します。近年では持続効果が高いヒアルロン酸がたくさん開発されており、ヒアルロン酸の注入により、長期間のリフトアップ効果やシワ、たるみの改善を期待することができます。

ボトックス

正式名称をボツリヌストキシンといいます。
筋肉の収縮を弱める働きがあり、表情筋の収縮により形成されるシワの部分に注入することで、表情筋の動きを抑制し、表情ジワの改善効果が期待できます。

HIFU

たるみは、脂肪層やSMASという、顔面の表情筋の筋膜の下垂に関与する部分が多く、これらの層に超音波による熱を加えることで、引き締めを行ってくれる機械がHIFU(HIgh Intensity Focused Ultrasound)になります。
定期的な施術によるたるみのメンテナンスにおすすめの施術です。

リスク・副作用

ヒアルロン酸注入のリスク
  • 内出血
  • 腫れ
  • 痛み
  • 違和感
  • 非対称
  • チンダル現象
  • 血管閉塞 など
ボトックス注射のリスク
  • 注入時の痛み
  • 内出血
  • 腫れ
  • 過剰な効果による動かしにくさ
  • アレルギー
  • 非対称 など
HIFUのリスク
  • 赤み
  • 腫れ
  • 乾燥
  • むくみ
  • しびれなどの神経障害

平均的な治療回数(通院回数)

準備中

クマ

クマについて

クマは、色味が原因になることと、凹凸による影が原因になることがあります。
目の下は皮膚が薄い部分ですので、ちょっとしたコンディションの変化が現れやすいです。

このようなお悩みはありませんか

  • 睡眠は足りてるのに、クマがある
  • クマの影響で疲れているように見える
  • 目の下の膨らみが増えてきた気がする
  • 目の下のくすみが気になる

クマのタイプ

青クマ

年齢と関係なく現れるクマ。
目の下の血行不良などで毛細血管が健康でない状態が、皮膚の薄い部分を通して見えてきます。

【画像】青クマ
黒クマ

加齢によって出てくることが多いクマ。
目の周りを囲んでいる眼窩脂肪の量が多かったり、加齢により目の周りの支持組織が緩み、眼窩脂肪が前方に突出したりすることで、目の下に影を作り生じるクマです。

【画像】黒クマ
茶クマ

摩擦による色素沈着によって生じるクマ。
日頃のスキンケアの方法を見直すことが大切になってきます。

【画像】茶クマ

クマの治療

青クマ、茶クマ

IPL、レーザートーニング、内服薬、外用薬、エレクトロポレーションが行われます。

黒クマ

青クマ、茶クマの治療に加え、下眼瞼脱脂術、下眼瞼シワ取りが行われます。

治療について

準備中

リスク・副作用

準備中

平均的な治療回数(通院回数)

準備中

ほくろ
毛穴・ニキビ痕

毛穴について

毛穴が目立つ、というお悩みを抱えていらっしゃる方は非常に多いです。なおかつこれまで毛穴の問題に対して、しっかりとした学術的な考察や、確立された治療法があるわけではなく、経験的に様々な治療が行われている現状があります。

毛穴にもいくつかのタイプがあり、そのどれに当てはまるかを見極めた上での治療が大事となってきます。

お悩み

  • 毛穴が目立つ、皮脂が多い
  • 角栓がなかなか取れない
  • 二の腕のブツブツが気になる。

治療法

毛穴の種類としては、詰まり毛穴、開き毛穴、たるみ毛穴、乾燥毛穴、黒ずみ毛穴などがあります。
どのタイプに当てはまるかによって、毛穴の詰まり除去やターンオーバーの促進が必要なのか、毛穴の引き締めが必要なのかが異なってまいります。
治療法としては、CO2レーザー、CO2フラクショナルレーザー、ダーマペン、ピーリング、HIFUシャワーなどを組み合わせて行っていきます。

また欧米ではニキビの特効薬でも言われる、イソトレチノインという薬は、皮脂腺自体を縮小させる性質より毛穴や皮脂治療においての効果が期待できます。

ニキビ痕について

ニキビは治りかけの段階で、赤みを伴うのが一般的です。
面胞改善薬を使用していくと、ニキビ痕の赤み(PIE)も徐々に減少していきますが、どうしても時間がかかってしまいます。
またニキビが慢性化すると、炎症反応が長引いた結果として、瘢痕を伴うニキビ痕を形成してしまいます。時にニキビ痕の線維化が強く、クレーターのようになることもあります。

【画像】ニキビ痕

このようなお悩みはありませんか

  • ニキビ痕の赤み、茶色みがなかなか消えない
  • ニキビはできにくくなったが、ニキビ痕が残っている
  • ニキビの薬を使っていてもあまり変化しない
  • ニキビ痕の凹みが目立つ

治療について

ニキビ痕のなかなか消えない赤みに対しては、光治療であるフォトフェイシャルがおすすめです。赤みの原因である毛細血管をターゲットとすることで、過剰な毛細血管を破壊し、色味を落ち着けていく効果が期待できます。

ニキビ痕の凹凸に関しては、浅めのニキビ痕の場合は皮膚の入れ替わりを促す方法として、CO2フラクショナルレーザー、ダーマペンによる治療がおすすめです。
クレーターになってくると、ニキビ痕の深部に線維によるひきつれを生じているため、サブシジョンという線維化した瘢痕組織を水平方向に切り離す方法が有効です。

リスク・副作用

フォトフェイシャルの場合

フォトフェイシャルの場合は、3〜5回を1クールとしての治療をおすすめしています。
ダウンタイムがほとんど生じない、受けていただきやすい治療であり、治療の間隔は2~4週ごととなります。

CO2フラクショナルレーザーの場合

CO2フラクショナルレーザーも、3〜5回の治療をおすすめしております。
ある程度赤みやヒリヒリ感が生じる期間があるため、再施術については1ヶ月半〜2ヶ月ほど空けていただきます。

サブシジョンの場合

サブシジョンも、赤みや腫れの持続期間が2週間〜1ヶ月ほどあります。

平均的な治療回数(通院回数)

準備中

小顔、輪郭

小顔、輪郭について

輪郭は顔の土台となる部分ですので、見た目の印象にとても重要です。
骨格に影響する部分が多いと考えられがちですが、その上に乗っかってくる筋肉、皮膚皮下組織に対する治療によってもフェイスラインに差が出てきます。

このようなお悩みはありませんか

  • エラの張りが気になる
  • フェイスラインのたるみが気になる
  • 顎の奥が痛むことがある
  • 歯ぎしり、噛み込みが多いと感じる

治療について

ボトックス注射

特に咬筋とよばれる、噛む時に力が入る筋肉の発達により、エラが張っているようにみえる、歯ぎしりが起きやすいなどのお悩みが出やすいです。
筋肉の収縮力を弱めるボトックス注射により、すっきりとしたフェイスラインになるだけでなく、歯ぎしりが減った、肩こりが減ったとのお声も多いです。

ヒアルロン酸注入、HIFU

主にたるみによるフェイスラインの鈍化には、ヒアルロン酸注入やHIFUがおすすめです。
ヒアルロン酸注入では、Eライン(鼻先と顎先を一直線に結んだ線)を含め、下顔面のトータルのバランスをよく見たうえで必要箇所に注入を行います。
HIFUではドットモードに加え、リニアモードを使用することで、フェイスラインから顎下にかけてのすっきりとした印象を目指すことができます。

脂肪溶解注射

気になる箇所に直接薬剤を注入し、脂肪細胞を溶解させることで、部分痩せの効果が期待できます。
溶解した脂肪は代謝され、体外へ排出されます。
天然由来の素材から作られておりますので、からだへの安全性も高いです。

リスク・副作用

ヒアルロン酸注入のリスク
  • 内出血
  • 腫れ
  • 痛み
  • 違和感
  • 非対称
  • チンダル現象
  • 血管閉塞 など
ボトックス注射のリスク
  • 注入時の痛み
  • 内出血
  • 腫れ
  • 過剰な効果による動かしにくさ
  • アレルギー
  • 非対称 など
HIFUのリスク
  • 赤み
  • 腫れ
  • 乾燥
  • むくみ
  • しびれなどの神経障害 など
脂肪溶解注射のリスク
  • 内出血
  • 腫れ
  • 痛み
  • 違和感 など
まぶたの美容

まぶたの美容について

目周りの印象が変わると、全体の印象がガラッと変わるのを、皆様もお化粧などでよくご経験されていると思います。
二重まぶた形成、目頭切開、目尻切開、下眼瞼脱脂、上下眼瞼シワ取り、眉毛下切開など、局所麻酔で行える傷口の目立たない治療をご提供しております。

【画像】女性の目

治療について

二重まぶた形成(埋没法):手軽に二重まぶたにしたい方

糸を皮膚内に埋め込むことで、二重の癖をつけてあげる方法です。傷が極めて小さいため、翌日よりメイクが可能となります。

二重まぶた形成(切開法):よりパッチリとした二重まぶたにしたい方

実際に皮膚を切開し二重を形成してくるため、半永久的な二重が作れます。形や幅の調整もしやすいです。

目頭切開

蒙古ひだとよばれる目頭部分の皮膚のかぶさりを切除して、白目の露出範囲を広くします。

目尻切開

目の横幅を広げるためや、タレ目や吊り目を改善させるために、目尻の皮膚の移動を行います。

下眼瞼脱脂

眼窩脂肪が目の下で突出してくることで膨らみを生じるため、結膜内の切開により余分な脂肪を除去します。

上下眼瞼シワ取り、眉毛下切開

上まぶた、下まぶたともに皮膚が緩んでたるんだ状態になると、視野が遮られやすくなるだけでなく、老けた印象を与えてしまいます。
上まぶたに対しては二重のライン、もしくは眉毛の下のラインで、下まぶたに対しては睫毛下のギリギリのラインで切開を行い、緩んだ余分な皮膚を切除、場合によっては必要な固定を行っていきます。

リスク・副作用

  • 腫れ
  • 内出血
  • 左右差
  • 再発 など

眼瞼下垂について

眼瞼下垂とは、まぶたが下がって黒目にかぶさっているために、見えづらい状況のことをいいます。
原因としては先天的なものから、加齢による変化、コンタクトレンズ装着の際の刺激などによって、目を持ち上げる眼瞼挙筋という筋肉の力が弱まることにより生じます。
目を開けるための筋肉が弱まっているため、まぶたが重い、見えづらいという症状がおきます。無理やり目を開けようとして、眉毛を努力して上げている方もよくいらっしゃいますし、結果として頭痛、肩こりなどの要因となることもあります。

眼瞼下垂の分類

  • 先天性眼瞼下垂
  • 加齢性眼瞼下垂

まぶたの黒目へかぶさってくる程度によって、重症度が決められています。

眼瞼下垂症の重症度

眼瞼下垂の治療

余剰皮膚切除術(上眼瞼切開、眉毛下切開)

眼瞼下垂の程度が軽い場合、もしくは皮膚のかぶさりが主原因の場合は、上眼瞼切開(二重のラインでの切開)、もしくは眉毛下切開(眉毛の下方のラインに合わせての切開)を行います。
前者は二重のラインが新たに形成されるため、術前と比べて目の印象が大きく変わりやすいですが、後者の場合は患者様が元来有していた二重の外観に近い形態が得られやすいです。

挙筋前転術

緩んでいる眼瞼挙筋の腱膜を瞼板に縫い付ける方法です。
上眼瞼切開からアプローチし、緩んだ筋肉や腱膜を同定し、糸にて瞼板と固定をします。上眼瞼挙筋の力が瞼板にダイレクトに伝わりやすくなるため、目が開きやすくなります。

まぶたは、血流豊富かつ皮膚が薄い部分であるため、手術の際の出血が多いと術後に腫れやすくなります。手術の際は局所麻酔下にて行い、止血もこまめに行っていきます。
手術中に目の開き具合を見るため、適宜上半身を起こしながら確認していきます。

眼瞼下垂は症状の程度により保険適応になる場合があります。

アートメイク・タトゥー除去

アートメイク・タトゥー除去について

色素に反応するQスイッチYAGレーザーを用いて、色素成分を破壊し排出を促します。
色の種類、深さによって必要な回数が変わってまいります。

もしお急ぎの場合は、切除術、植皮術などの手術療法でも対応可能です。

このようなお悩みはありませんか

  • タトゥーを消したい

治療について

QスイッチYAGレーザー治療

色の種類によって波長を決定し、色素を破壊していきます。
表層へのダメージを最小限にとどめながら治療していきます。

切除術

除去希望部分を1回、もしくは複数回に分けて切除し、丁寧に縫縮します。

植皮術

切除部分が縫い縮められないくらいの大きさの場合は、他の部位から皮膚を採取し移植します。

リスク・副作用

レーザーのリスク
  • 疼痛
  • 発赤
  • 熱傷
  • 水疱形成
  • 白斑 など
手術のリスク
  • 出血
  • 感染
  • 皮下血腫
  • 創離開
  • 傷あと
  • 生着不良(植皮の場合) など

平均的な治療回数(通院回数)

レーザーの場合は複数回治療が必要となります。

毛髪治療

毛髪治療について

以前より男性の脱毛(AGA:主に男性ホルモンに依存する脱毛症)が多く取り上げられておりましたが、最近では女性でも薄毛を気にされる方が’一定数いらっしゃいます。
毛髪に対するアプローチは日に日に進化しております。従来よりよく行われていた内服、外用寮法に加え、毛髪の再生を促すような成分を直接頭皮に注入していくことにより、より短期間に効果を実感して頂くことが可能となりました。

薄毛の原因

髪のみならず全ての体毛はずっと伸び続けるわけではなく、成長しては抜け落ち、また同じ毛根からまた新しい毛が生えてくる、という毛周期と呼ばれるサイクルを繰り返します。毛周期は「成長期」「移行期」「休止期」よりなります。何らかの原因で成長期が短縮し、太く長い毛に成長する前に移行期→成長期と移ってしまうと、結果的に軟毛化、薄毛となる可能性があります。
遺伝的な素因に加え、食事、生活習慣、ストレス、病気や薬の副作用などの因子も影響していると考えられております。

毛髪治療の種類

内服薬、外用薬
  • フィナステリド
  • ミノキシジル
  • パントガール
注入療法
  • VFD注入
  • HARG療法

男性ホルモンが原因となる脱毛症には、ホルモン受容体に作用する薬剤が効果を示しますが、それ以外の要因からくるものに対しては、毛髪の発育に有効な成分を直接頭皮に注入する治療がおすすめです。
注入療法をご選択された場合、上記内服薬、外用薬も併用してゆけるコースをご案内しております。

多汗症・ワキガ(一部保険治療もあり)

多汗症・ワキガについて

皮下にはエクリン腺という汗を出す腺と、アポクリン腺というにおいを出す腺が分布しています。
特に脇においてはこれらの分布が多く、汗、においの症状が出やすい箇所であります。

多汗症や腋臭症(ワキガ)は体質的な部分も多いですが、改善させる方法があります。
多汗症については保険適応の薬剤もありますので、気軽にご相談ください。

【画像】脇汗

治療について

脇ボトックス注射

ボトックスを両脇に細かく注射していく方法で、汗の量で悩まれている方、汗をかく際にのみ、においが気になる方にはとてもおすすめの方法です。
可逆的ではありますが、毎年汗をかく時期の前にメンテナンスとして行われている方も多いです。

剪除法(主に腋臭症に対して)

脇のシワに沿って中央を切開し、皮膚をめくりながらアポクリン腺を除去していきます。
においの除去効果はありますが、エクリン腺はもう少し浅い層にあり除去しにくいため、汗を抑える効果は限定的です。

リスク・副作用

ボトックス注射のリスク
  • 注入時の痛み
  • 内出血
  • 腫れ
  • アレルギー など
手術のリスク
  • 出血
  • 感染
  • 皮下血腫
  • 創離開
  • 傷あと
  • 皮膚生着不良による皮膚壊死 など

平均的な治療回数(通院回数)

準備中

女性器の修正

女性器の修正について

デリケートゾーンのお悩みは、誰もが相談しにくい事柄かと存じます。
小陰唇の悩みを持つ方は多く、修正により日々の悩みが解決される可能性がございます。
当院では女性医師が担当いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

このようなお悩みはありませんか

  • 小陰唇の大きさ、左右差、黒ずみなどの悩みがある
  • 立った状態でも小陰唇が下垂してきてしまう
  • 排尿時に、尿が意図しない方向に飛んでしまう
  • 清潔を保ちにくく、においが気になったり、炎症・かゆみを起こしやすい

治療について

小陰唇縮小術

小陰唇とは、外陰部の膨らんだ大陰唇の内側にあるひだを指し、尿道口や膣を保護する役割があります。
大きさに関しては個人差が大きく、明確な正常値の定義はありませんが、先天的な要因、ダイエット、出産、加齢などにより下垂、肥大することがあります。
あまり大きいと擦れて痛みが生じたり、清潔を保つのが難しくなるため、機能的に問題のない範囲で、左右のバランスを見ながら余分な部分を切除し修正します。

リスク・副作用

  • 出血
  • 感染
  • 皮下血腫
  • 創離開
  • 傷あと など