私の大好きなCO2レーザー
2024.11.21
皆様こんにちは。林です(^^)
今日は昔から私が大好きな機種、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)のお話をしたいと思います。
外科医はみなさんそうだと思うのですが、基本的に「目に見えて分かりやすい変化」を好む傾向にあり、私もその一人です。
何かできものを取る場合、当然手術という手段を選択することは可能ですが、できものの性状によってはCO2レーザーを使用した方が断然お手軽に除去できる場合が多いです。
炭酸ガスレーザーは波長10600nmのレーザー治療機器で、主にほくろ、イボ、アクロコルドン、脂漏性角化症、脾粒腫などに対して、パワーを発揮します。
例えば下記の例では、眼瞼縁(まぶたのきわ)にイボができており、その下方の下眼瞼には脾粒腫(毛穴の詰まりから生じるプツッとしたできもの)が複数存在しております。
これら全てCO2レーザーにて、当日に処置が可能です☆
まぶたのきわに出現し、視界に入って邪魔だったイボがスッキリ除去されました。
脾粒腫もレーザーで処置することにより、出血も痛みも少なく治療することが可能です(大きめの脾粒腫では中に詰まっていな内容物がしっかり確認できます)。
施術直後から変化をご実感頂けて、施術を行った私自身もその変化に満足できる、素晴らしい治療法であると思っております。
当院ではCO2レーザーの中でも特に高機能なスキャナー付きCO2レーザー「AcuPulse」を使用しております。
この機械が特に優秀!で、これまで何機種かCO2レーザーを使用してまいりましたが、スピード、仕上がりともにピカイチ!であると思っております。
皆様の身近なお悩みに是非CO2レーザーによる治療をお役立てください☆