私のこと
皆様こんにちは!林です。
本日は私自身のことを少し書いてみようと思います。
先日、品川区医師会の新年会に参加させて頂きました。医師会で行われるイベントのうち最も沢山の人数が集まるイベントのようで、品川区でご勤務されている多くの医師の方、医師会のご関係者の方が参加されていらっしゃいました。
私はクリニックオープンとほぼ同時に入会させて頂いたため、今年は新規入会者として、檀上でご挨拶させて頂く機会がありました。その時に、NTT東日本関東病院で研修していた際にお世話になった先生が私のことを見つけてくださり、会のあいだでお声をかけて頂きました。
女性の先生なのですが、なにせ20年弱ぶりの大先輩の先生との再会で、、! とてもビックリしたのと同時に、全然変わらないお姿と、今となってはとてもお偉い立場の先生であるにも関わらず、とても気さくに話してくださったのが大変有難かったです。
久しぶりに古巣に戻ってきた気分で懐かしさもありましたし、品川区で開業することになったのは必然だったのかもしれない、、と感慨に浸っておりました。
NTT東日本関東病院はもちろん五反田において最も大きな病院で、2年間の初期臨床研修の間に数々の診療科を経験させて頂きました。私の学年から「スーパーローテート」というのが始まったのですが、それ以前は医学部を卒業したらすぐに専門科を選んで、どこかの大学の医局に入局するのが一般的でした。新しい初期臨床研修制度では、卒後2年間は専門科を決めずに各科をローテートする仕組みが取り入れられ、大学病院などこのスーパーローテートに初めて対応するところが多いなか、NTT東日本関東病院はすでにこの新制度が始まる前からローテート制で研修医を受け入れていたため、制度の充実という点でも新研修医から大人気の医療機関でした。
現在でこそNTT東日本関東病院に形成外科がありますが、私が在籍していた頃には形成外科がまだなく、2年の研修医が終わった際に形成外科に進みたいと決めていた私は、やむなく他の病院を選ぶこととなりました。その後にお世話になった慶應義塾大学形成外科学教室は本当に素晴らしい教室で、もちろん後悔などこれっぽっちもないのですが、NTTでの日々が充実していただけにその時は喪失感が大きかったのも事実でした。
形成外科に入局後は、一般形成から、小児、再建など形成外科のあらゆる分野を大学病院ならびに関連病院にて学ばせて頂き、形成外科専門医取得、慶應義塾大学医学部大学院にての学位取得ののちしばらくして、主人の仕事の関係で東南アジアのカンボジアに4年半ほど居住する機会を得ました。現地ではちょうど子育て真っ盛りの時期であったこともあり、子育て8割、仕事2割くらいなバランスで、程よくカンボジアでの診療経験もさせてもらえたのが、今となってはとってもいい経験でした。ちなみにカンボジアはまさにピラミッド型の人口構成で、子供に優しい、とても温かい国でした。ナニーさん(いわゆるお手伝いさん+シッターさん)には本当にお世話になり、帰国してしばらくナニーさんロスで欝になりそうな時期もありました。。。
カンボジアからの帰国後は、住みやすさ、子育て環境の充実などの点から品川区に自宅を構えることとし、結果的に自宅から通いやすい場所での開業をさせて頂くこととなりました。
何だか長くなってしまいましたが、私の医師人生は品川区に始まり品川区に戻ってきた!ということを再認識したここ1週間くらいだったのでした!
これからも地域の皆様に必要とされるクリニックを目指してまいりますので、皆様どうぞ気軽にご相談くださいませ~☆