コラム

ニキビ治療でのビタミンA B C

2025.03.19

皆様、こんにちは!林です。

以前1月30日のコラムで、ニキビ治療は長期戦であることを書かせて頂きました。

今回は意外にも皆様見落としがちな、内側からのケアについて、主にビタミンの視点から書いてみようと思います。

外来を受診される患者様の訴えとしてよく聞かれる、

「昔はニキビができても特に薬なしで治っていたけれど、最近はなかなか治らない。」

という声。

若い時はお肌の新陳代謝も早く治りやすかったニキビが、加齢とともに代謝が落ち、さらに生活習慣の乱れやストレスが加わることによって治りにくくなっている状況が推測されます。

ニキビの原因は多岐に渡りますが、意外にも皆様忘れてしまいがちなのが、体調・体質的な要因です。

問診してみると、「そういえば睡眠不足が続いていたかも、、」「新しい環境や職場でストレスが加わっていたかも、、」と皆様思い起こされることもよくあります。

色々と薬を使っていても、なかなか治らないという方は、内側からのケアを見直してあげると良いかもしれません。

ニキビ治療に必要なビタミン剤として、市販のサプリや栄養ドリンクでも良く配合されている、ビタミンB、ビタミンCについては皆様比較的馴染みがあるかと思います。

ビタミンB

・肌の新陳代謝を促進する作用

・皮脂の分泌コントロール効果

・疲労回復効果

・ストレスホルモンの分泌抑制

・免疫力や抵抗力を高める効果

ビタミンC

・ニキビによる皮膚の黒ずみ(炎症後色素沈着)や赤みの予防(メラニン合成抑制作用から)

・抗酸化作用

・抗ストレスホルモンの生成

・皮脂の分泌コントロール効果

・コラーゲン合成の原料となる

など効果が実証されております。

上記ビタミンBとビタミンCは健康的なお肌の維持に不可欠なビタミンですが、加えてビタミンAも重要な役割を果たしてくれます。

よく聞く「レチノール」という言葉、こちらはビタミンAの一種となります。正確にはビタミンAの中に、レチノール、レチナール、レチノイン酸(トレチノイン)が含まれております。

レチノール配合の化粧品など各種販売されておりますが、ニキビに対してもレチノールは肌のターンオーバーを促し、毛穴詰まりを抑えていくことで、新たなニキビの発生を抑制させる効果が期待できます。

ただ時々レチノイド反応(A反応)と言って、細胞の代謝を促進する過程で、一時的に肌の赤みや乾燥、皮むけ、かゆみが出現することがあります。通常は使用を継続することで、数週間程度で症状が落ち着きます。

ビタミンA(レチノール)の効果としては、

・肌のターンオーバーの促進

・皮脂分泌の正常化

・コラーゲン、ヒアルロン酸、グルサミノグリカンの生成

・線維芽細胞の活性化によるエラスチンの質の向上

などが挙げられ、肌再生や肌老化防止の効果が期待できます。

このレチノール、内服で摂取することもできるんです!!

前述のようなレチノイド反応を気にすることなく、同じような効果が期待できるため、当院でも積極的にニキビの患者様にお勧めしております。

当院でお取り扱いのある、MSSのビタミン剤は「しっかりとした量が入っており、吸収効率も考えられえて作られている」ため、安心してお使い頂けます。

左よりビタミンA(レチノールミセル)、ビタミンC(C1000+B)、ビタミンB(NB-X)

ビタミンA、ビタミンB、ビタミンCを効率よく体内に取り入れ、内側からニキビのできにくい肌を目指していきましょう!!